Wi-Fiの繋がらない・届かないを一発解決!選ぶべきメッシュWi-Fiルーター2選と設置場所を解説

Wi-Fiのイメージ
Wi-Firouter01

家でWi-Fiを使っている時に、こんな事はありませんか?

  • お風呂でネットに繋がらない
  • 2階だと電波が弱い
  • 中継器だと電波が切り替る時にWi-Fiが切れる
  • 家の中を移動しながら使いたいのに電波が弱い場所がある

我が家でも新築時から悩んでいた問題ですが、あるメッシュWi-Fiルーターを導入すると問題が一発解決しました。

家族の人数分デバイスがあるのが当たり前の現代、適正な通信環境の構築はQOL(クオリティ オブ ライフ)向上には必須となっています。

ネット環境構築なんてどうやればいいんだよ!って質問を15年以上電気・通信業をやっている「しょーん」がお答えします。

まずは何を設置したら良いのか…ズバリこちらです

LINKSYS VELOP(トライバンド)!

はじめ君

このルーターの何がいいの?
他のメッシュWi-Fiと何が違うの?

しょーん

これからそのあたりを分かりやすく説明するよ

目次

そもそもメッシュWi-Fiルーターって何?

Wi-Firouter02
Wi-Fiルーター

これまでの無線LANルーターの選定は、範囲が狭ければ廉価モデル、広ければ高級モデル(アンテナがいっぱい付いてるやつ)を選ぶ!と言うものでした。

しかし実際使ってみると狭い場合は問題ないのですが、広い範囲だとどうしても1台の無線LANルーターでは対応できない事があります。

その場合は無線LANルーターを2台使用したり、中継器を使用するのですがこの際の問題点が「接続がよく切れる」と言うことです。

そこで登場したのがメッシュ無線LANルーター(以下メッシュWi-Fi)なのです。

メッシュWi-Fiルーターとは

はじめ君

メッシュWi-Fiだと、接続が切れないって事?

しょーん

そう!メッシュWi-Fiのメリットは何よりも「どの部屋に居ても、移動しても安定して繋がる」って事なんだ!

メッシュWi-Fiとはその名の通り「Wi-Fiを網目(メッシュ)状に張り巡らす」事を指します。

親子関係になる2~3台のルーターを設置する事で、家中にWi-Fiを届けてくれる為正しく設置すれば家中どこに居てもスマホが快適に使用できます。

普通のルーターとメッシュWi-Fiルーターの違い

無線LANルーター+中継器イメージ(出典:BUFFALO

一般的な無線LANルーターも、中継器(2台目)を用意すれば、より広範囲をカバーすることは可能です。

メッシュWi-Fiも基本的には親機+子器(1~2台)を組合せて使用します。

メッシュWi-Fiイメージ
メッシュWi-Fiイメージ(出典:BUFFALO

では、一体何が違うからメッシュWi-Fiをオススメしているのかと言うと

家中を移動しても接続が途切れない

はじめ君

そう言えば無線LANルーター+中継器だと、接続先が切り替る時に電波が途切れるな

しょーん

スマホでオンラインゲームやってて途切れたりとかね

はじめ君

あれはマジで最悪!

こういった現象が起こらず、どこでも安定して繋がるのがメッシュWi-Fiのメリットと言えます。

メッシュWi-Fiの選び方

はじめ君

メッシュWi-Fiが良いのは分かったけど、どこに何台設置すればいいの?それにどこのメーカーを選んだらいいの?

しょーん

設置台数や場所はとても大切なんだ
僕が実際に使っているものを含めてオススメのメーカーや機種も教えるね

通常の無線LANルーターとメッシュWi-Fiの違いが分かった所で、どの様に設置したら良いのか?どのメーカーが良いのか?

これらを見ていきましょう。

台数と設置場所の基準

通常の無線LANルーターもメッシュWi-Fiも、どちらも大切なのはルーターの設置場所になります。

家の端に置くと1台では届かないWi-Fiも、家の中央に置けば1台のルーターで網羅する事ができます。

ルーターの台数はこちらを目安にして下さい。

ルーター台数参考部屋数
1台アパートやマンション・2LDK程度まで
2台2LDK〜3LDK(2階建住宅)
3台3LDK〜5LDK(3階建住宅)

ルーター1台の場合はメッシュWi-Fiは不要です。
通常の無線LANルーターを使用して下さい。

メッシュWi-Fiが便利に使用できるのは2台以上の場合です。
それでは、配置について見てみましょう。

メッシュWi-Fi2台のイメージ(出典:Linksys

こちらがメッシュWi-Fiを2台設置するイメージです。
家の中で届かない場所がない様、ルーター同士が補い合うイメージです。

メッシュWi-Fi3台のイメージ(出典:Linksys

3台のイメージです。
こちらも同じ様に、ルーター同士で届かないエリアを補い合っています。
メッシュWi-Fiの台数選定は

  • 1台あたりの範囲を決めて台数を考える
  • とりあえず置いてみて足りなければ買い足す

このどちらの方法でも良いのが、メッシュWi-Fiが使いやすいポイントでもあります。

オススメのメーカーと機種

ルーターを設置する場所が分かった所で、私が実際に使用してみて本当に便利で使いやすいと思ったオススメのメーカー及び機種をご紹介します。

  • Linksys Velop(トライバンドシリーズ)
  • BUFFALO AirStation

この2つがオススメのメーカーになります。

はじめ君

BUFFALOは今も使ってるけど、Linksysって初めて聞いたんだけど?どこのメーカーなの?

しょーん

聞き慣れないかもしれないね
アメリカのメーカーなんだけど、あのAppleが推奨しているくらい有名だよ

はじめ君

Appleがオススメしてるの?
なんかそれだけで安心

Linksys Velop

Linksysにも何種類かのルーターがありますが、今回オススメしているのは「トライバンド」モデルとなります。

Linksysが向いている人

  • とりあえずメッシュWi-Fiを導入したい
  • PCで設定は嫌だ…スマホで設定完結したい
  • とりあえず2台買って足りなければ後で追加したい
  • Apple大好き
  • 見える場所にルーターを設置する

LinksysのメッシュWi-Fiは設定が簡単で、通信も安定しているのが特徴です。
逆に向かない方は、IPv6(IPoE式)の通信規格を使用する人と800Mbps以上の速度を求める人となります。

メッシュWi-Fi2台

メッシュWi-Fi3台

我が家ではメッシュWi-Fi3台モデルをIPv6で使用しています。

BUFFALO AirStation

Linksysが向かない方にオススメなのが、BUFFALOのルーターです。
国産製品という事で、比較的サポートが受けやすいのが特徴です。

BUFFALOが向いている人

  • IPv6(IPoE方式)を使用する
  • 現在BUFFALOを使用していて、簡単移行したい

主にIPoE通信を利用する人はBUFFALOが良いです。
Linksysもブリッジモードとしてなら使用できますが、上位ルーターを設置する費用が余計に掛かるのでオススメできません。

BUFFALOはLinksysと違い、メッシュWi-Fiでも「親機+子機」の機器構成となります。
買い足す際は、子機のみ購入してセットアップする必要があります。

まとめ

通信環境は進化が非常に早いので、すぐに最新の機種が登場しています。
今回は「安定した通信環境」をメインにオススメのルーターを紹介してみました。

メッシュWi-Fiを利用する上で「可能ならこうして欲しい」という点が1つあります。

しょーん

メッシュWi-Fiのルーターは全て有線接続して!

メッシュWi-Fiを設置場所をテレビの近くなど有線LANがある場所にする事で実現できると思います。
有線接続してあげる事で、より安定した回線となりますので可能な限り有線接続をオススメしています。

Wi-Fi6ルーターなど、より上位の機種はありますがコストや光回線そのものの通信速度を考えると、まだ導入は早いかなとも思います。

自身で導入したり、お客様宅に設置してオススメできる製品があれば改めてご紹介したいと思います。

ではまた!

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