家の新築やリフォームを検討してるけど照明プランを何となくで済ませていませんか?
- 照明プランはハウスメーカーにおまかせ
- 間取りは重要だけど照明って気にしたことがない
- 旦那 or 奥さんにおまかせ
もしこんな認識だとしたらもったいない!
照明は少なくとも10年以上付き合うものです。
家の中全てを高級な照明にするのはコスパの面でもオススメできませんが、リビングやダイニングを一点豪華にして華やかにするのはどうでしょう?
コレだ!って思える照明プランは毎日の生活を1ランク良いものにしてくれる事間違いなしです。
そう言われてもアパートの時は部屋に1個照明ついてるだけだし…
一部を間接照明にするのはどう?空間がグッと華やかになるよ
間接照明ってなに?
施工例を見ながら勉強してみよう!
それでは、はじめ君と一緒に間接照明について見てみましょう。
間接照明ってなに?
間接照明とは照明器具などの光源から出る光を天井や壁、
床に当てた反射光で間接的に照らすライティング方法。
日本は昔からシーリングライトと言われる照明(昔からあるリング状の蛍光灯など)
を部屋の中央に1台設置して直接光でのライティングがメインですね。
例:シーリングライト(直接光)
それに比べて欧米の一般住宅では間接照明がごく一般的な設置方法です。
これらを取入れた最近のライティング方法の1つが間接照明となります。
間接照明の施工例
それはで間接照明の施工例を見てみましょう。
これ良いなぁとピンときたら、是非ご自宅で取入れて下さい。
どれもかっこいい!モデルルームみたい!
みんなオシャレだよね
予算と相談して設計するといいよ
いつも居るリビングと、お客さんの目につく玄関がいいかな
実際のモデルルームに行って見るのもいいと思うよ
実際に施工した写真がこちら。
キッチンの間接照明はタイル模様を浮かび上がらせると共に、炊飯器やコーヒーメーカーを操作する時の明かり(手元照明)としても活躍してくれます。
2枚目の画像はテレビ裏の壁を照らすような間接照明です。
テレビを見る際に、真っ暗で見るよりも目に良いとの事でした。
間接照明の種類
一言で間接照明と言っても、その種類は色々とあります。
建築段階でないと施工できないものや、照明事態が間接照明を演出してくれるものまで色々です。
代表的な施工方法を見てみましょう。
コーブ照明
コーブ照明とは、これらの様に光を天井に反射させる手法です。
天井方向に広がり感がある事で空間をやわらかい雰囲気にしてくれます。
壁も合わせて照らすことで空間全体の広がりも感じられますね。
コーニス照明
コーニス照明は光を壁面に反射させる手法です。
空間に奥行き感を持たせ、明るさ感を得られますね。
また、壁材によって色々な表情を見せるので凹凸感のある壁材との相性も良いです。
その他(ニッチ照明・バーチカル照明)
その他多少マイナーですが、ニッチ照明やバーチカル照明などを紹介します。
- ニッチ照明
- ニッチの中に建築化照明やダウンライトを仕込みオブジェなどをライトアップ
- バーチカル照明
- 垂直のあかりで壁面を照らす手法
- 天井から床へと伸びるラインの明かりで空間の伸びを表現
- カーテン・ブラインド照明
- カーテンボックスに仕込み下方へ光を広げる手法
- カーテンのプリーツやブラインドの凹凸で豊かな表情を表現
これらは建築的な造作が必須なので、設計段階でしっかりと打ち合わせする事が必要です。
施工時に気をつける点
ハウスメーカーと事前にしっかり打合せする!
施工時の注意事項はこれに尽きます。
間接照明は大工さんの造作工事に関わる事が多いので、
家の大枠が建った後に「間接照明入れたい!」と言うと嫌がられる事が多いです。
また、途中からできたとしても追加費用を請求される場合もありますので打合せは必須となります。
間接照明の失敗例
- 光源が丸見え
- 光源が床材などに反射して見える
- 後から置いた家具で間接照明の明かりが遮られる
- エアコンや換気扇をライトアップしてしまう
それぞれ見ていきましょう
1.光源が丸見え
これはそのままですが、間接照明は光源が直接見えないからこそ間接照明足り得るのです。
動線やソファーの位置などを考慮して設計してもらいましょう。
2.光源が床材などに反射して見える
こちらも上記と似ていますが、床材がピカピカのフローリングや光沢のあるタイル張りだった場合、これらの反射して光源が丸見えになったりします。
間接照明を床面付近に設置する場合はマット仕上げの床材にしましょう。
3.後から置いた家具で間接照明が遮られる
壁面を照らすコーニス照明に多いですが、後から置いた棚などで壁面をキレイに照らせない場合です。
収納については間取り設計段階でしっかりと検討しましょう。
4.エアコンや換気扇をライトアップ
今度は天井面を照らすコーブ照明にありがちです。
図面上ではエアコンや換気扇が気にならず設計したが、出来上がったらこれらをライトアップしている…
自分での判断は難しいと思うので、展開図を書いてもらうかハウスメーカーにしっかり確認しましょう。
まとめ
間接照明は柔らかな明かりになりやすいので、落ち着いた空間をつくれます。
くつろぎのスペースであるリビングや寝室などに特にオススメできるので、興味を持たれた方はハウスメーカーや工務店に相談してみて下さい。
もう設計が終わったし、建築もだいぶ進んじゃった!
ボード貼る段階だから無理って言われた!
現場が進んでいて、もう建築的な造作が厳しいという方でも取り入れ可能な照明もあります。
これらは建築照明風照明なんて言われる照明器具です。
いわゆるブラケット照明なのですが、光源が直接見えない様にしてあるので
建築造作無しでも取付けることができます。
家の進捗が最後の最後だけどどうしても導入したい!って方にはこれをおすすめします。
間接照明はいずれも大工さんと大きく関わってくるものです。
お気に入りの間接照明を見つけたら早い段階で打合せをしましょう。
少しでも間接照明の良さが伝わると嬉しいです!
ではまた!